25日 8月 2017 #140字小説 面倒くさがりが蜜柑の皮を放置した。炬燵の上かと思えばそうではなく、あろうことか布団の上。 太陽が傾き始める頃に目を覚まし、両瞼を再度引っ付けてスマホを探す。 硬く湿った感触に腕を振り、流石に何事かと飛び起きる。 皮は海星になっていた。 重い腰は慌てて海へ走る。 tagPlaceholderカテゴリ: 呟き小品 コメントをお書きください コメント: 0
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