シズムアンソロジー

この度、花うさぎのうさうららさんと磯崎愛さんの主催する『シズムアンソロジー』に参加させていただくことが決定いたしました……!


応募者22名、枠4名という5.5倍の確率で勝ち残るだけの運がわたしの中にも残っていたのですね……

執筆者は
うさうららさん @usaurara
磯崎愛さん @isozakiai
瓜越古真さん @f_urigoe
紺堂カヤさん @kaya_kon
出口花霞さん @kasumi_deguchi
の計6名。

豪華……!
みなさんの作品がどのようなものとなるのか、とても楽しみです✨


さて、このアンソロジーですが、少し舞台設定のようなものがありまして。

「白い船は山の緑に湛(しず)んでいた。戦前に建ったホテルはすっかり朽ち、それがかえってアールデコ様式の退廃美をかがやかせている。リノベーションの話が持ち上がり、男は現地調査に来たのだった。暗い建物を抜け、鳥籠のようなシルエットの真ん中に立つ。屋根の墜ちた廃温室だ。」

これを共通の世界観としてアンソロジーが紡がれます。
……廃温室、いいですよね、浪漫の塊だと思います……
耽美であること、花が登場することもアンソロジーの条件ですので廃墟好き、耽美好き、花好きの方には特におすすめです✨
(それわたしだ……)

また、花うさぎさんの作品はどれもそうなのですけれど、装丁もとてつもなく素敵なのです。
上が布装丁、下が紙装丁です。

この布何だと思いますか?
紬だそうです……! 着物の生地の……!
最高ですよね……(この語彙力でこの装丁に負けず劣らず内側からも魅力を増すことができるのでしょうか……心配は尽きません)

つまり何が言いたいのかと言いますと、製本の仕方も和綴じですし、和風好みな方にもとてもおすすめなのです✨
(あれ、これもわたしだ……)

何と言いますか、こうなると愛が運に変換されていたのではないかと思えてきますね。
こんなにわたし得な企画が都合よく転がっていてもいいものなのでしょうか。
人生何があるかわからないものですね。
まあ何はともあれ、この幸運に感謝して早速執筆に入りたいと思います✨
『シズムアンソロジー』
主催:うさうららさん、磯崎愛さん
寄稿:瓜越古真さん、紺堂カヤさん、出口花霞さん、桜鬼
頒布予定:Text-Revolution7 (2018/7/16)、Zine展inBeppu